ワイン道 - Tikal Amorio 2008
平均41年のMalbecをオークの樽に1年掛けて熟成させたワイン。
サンパウロの雑誌で、価格の割にはイケル!ということで何か賞を取ったらしい。
紫色が特徴にある通り、ちょっと「えっ」と思うくらいの色。
飲むと普通のフルボトルのMalbecらしいワイン。まぁまぁ飲みやすい。
飲んだ後のフレーバーがRed & Black Cherryが広がる、とあったけれど、
自分はちょっとグレープジュースっぽくないか?と思ってしまった。
■
安全な場所で怖がる。
あそこで食料を探せと言われればうんざりするであろう。
自分と無関係である限り、世界は美しい。
ワイン道開始
ワイン好きの自分の上司Aが日本へ帰国した。
そして、ここブラジルには、ワイン好きな別の上司Bが
結構な頻度で訪れる。
そのたびに上司Aがワインを見繕って、
ワイン好き同士でうんちくを語ってフンフン言っていたのだが、
今後をそれをやる人がいなくなった。困った。
上司Aに聞いてみた。
「ワインに詳しくなるにはどうすりゃ良いですか」
A「まずは色んなのを飲め、飲め、飲め」
でも、道具がなくちゃ駄目。と言う事で最低限のもの;
- グラス一式。
これはペアで買ったけど一脚壊れたグラスがあるって事で、
赤ワイングラス、白ワイングラス、シャンパングラス、
デザートワイングラスをセットで売って貰った。
- ソムリエナイフ。
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- ワイン用真空替え栓
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とりあえず、これで何とかなるようだ・・・?
まずは地の利を生かして南米ワイン縛りで色々飲んでみます。。。
国内出張
食料(食糧)というジャンル柄、ブラジルで仕事をするとなると、
地方都市に本社を置いている会社も多く、
更に、地方都市や沿岸都市に輸出する品物の原料や工場があったりして、
国内移動が結構多い。
北から南まで最長4,300km、東から西まで最長4,300km。
成田−バンコク間が4,600kmなので、
国内移動で、丸1日掛かるとかもザラ、というのがお分かり頂けるだろうか。
「ちょっとした会議で丸一日使っちゃったなー、移動疲れって不毛だなー」
と思いながら飛行機を降りたら、何やらみんなが写真を撮っているので、
ふとそこを見ると、夕焼けが。
ものすごく綺麗ではないけど、飛行機を降りて、
ちょっと夕焼けがあったから写真撮っとこう、というブラジル人の感覚は
何とも言えない、イイものがあるな、と思った一日です。
イタリア座談会
イタリア座談会、という名のスタジアムに行ってきました。
Palestra Italiaというのがスタジアムの名前。
英語で直訳すると、Italia Lecture。
イタリア移民のサンパウロのチーム、Palmeirasの本拠地です。
ちょうど、この試合はワールドカップに向けて改修する前の
最後の試合ということで、近くにいた観客のおっさんに
「入場券プレミアつくぞ!」と握手を求められました。多分つかない。
ブラジルのこういった古いスタジアムの良いところは、
やっぱり観客席とピッチが近いところ。
ちょうどピッチが宙に浮いているような設計になっているので、
目線とピッチの高さがあっているのと、毎度おなじみ日ごろの憂さを全て
ぶつけるブラジル人の叫び声が相俟って、良い感じの臨場感と迫力!
報道
昔から、政治に関しては白痴報道だったけど、本当どうしようかな?
と思うことが最近多い。
特にブラジルの報道(というかアメリカ含め先進諸国と言った方が良いのか?)
と比べると顕著で、主に政策について報道している。
だから、外国人の僕にも、ルーラ大統領が実行している政策の柱と、
彼含む各党のポジションは分かる。
でも、日本の報道は日本人の僕は頭が悪いからか、
政策も争点もさっぱり分からない*1。
変わりに政局とスキャンダルは良く分かる。
TBSの武田記者という人がそれに関して
『X-Radio バツラジ』で言っていたのが、
「政治記者というのは政局担当で、
政策はそれぞれの省庁担当の記者が書く。
それに、政局の方が面白いでしょ」
この一言に良く表現されてる。
で、どうしようかな?というのは、
そういったマスコミを持った僕はどうしようかな?ということだ。
これまで通り政治に知らん振りを決め込むのも一つ、
日本は中から腐って潰れるなと脱出準備を進めるのも一つ。