BlackBerryの行方

こちらに駐在してから、仕事でずっとBlackBerryを使ってきた。
BlackBerryは普通の人には馴染みが薄いが、一時期はビジネスの世界では
会社支給のモバイルは全てBlackBerry、出来るビジネスマンはそれを使って
いたものだった。

BlackBerry Bold 9700

BlackBerry Bold 9700とは編集

なので、5年以上前に初めてそれが支給されたときは、ちょっと格好いいな
なんて思ってた。


BlackBerryの特徴はメール閲覧機能が優れている事と、Qwerty配列のキーボードが
ついている事。これが慣れた自分にとっては実に打ちやすい。
最近のタッチパネル式の携帯電話は打ち間違えが多いが(ipadを使っていても
打ち間違えが起こるので、大きさの問題ではなく形式の問題だと思う)、
BlackBerryのボタンはまず打ち間違えない。そして早い。
また、端末にメールを一旦Downloadするので、off-line/電波状況が悪くても
メールを見て返信などを編集することが可能。サクサクメール機能が動く。
しかし、ネット閲覧は遅い&不便、アプリが少ないなど最近に必要な要素が
全て欠けている事で、主に若者が個人利用する可能性が非常に薄れている。
BYOD(Bring Your Own Device)の波はその利用者減に拍車を掛けた。

2014年初めのこの記事を見ると、全米でも利用者は1%以下だそうだ。
Who Will Fill the BlackBerry Void?


でも、このメールが軽快に動くシステムやら今さらFacebookなどのソーシャル
メディアやアプリに興味のない私はBlackBerryを使い続けたいなぁ。


上記の記事も「誰がBlackBerryの隙間を埋めるのか?」なんて題しておきながら、
どこも興味無さそうだし。。。頼みの綱はLenovoで中国市場?